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宝箱

時の流れは大切なものを失った心を癒してくれると過去の経験から分かっているつもりです。毎日、本当に少しずつ。 大切なものとの日々を集めた、宝箱の蓋。その蓋は、一日に紙一枚分だけでも必ず、厚くなって。最初は冷蔵庫の食べ残し。着ていた服。掃除機の中の毛。些細なきっかけで簡単にペラペラな蓋はめくれてしまう。意図せず開いた箱の中の一番上の辛かった日々。食べられず痩せたからだ。痛々しい点滴。それでも一途な...

49日

ご飯とおやつ置いておいたから。ルイたんの分も持っていってね。ムスメがね、自分のお年玉で買うって言い張って沢山買ったんだよ。一気に食べないように。飲み込むのもダメ。ちゃんと噛みなさいよ。今日は寒いから、何か着て行かないと。ぶるぶる震えちゃうね。着てるもの脱皮しないように。そうそう、逃げ回ってないで少しはおともだち作りなさいねでも、しつこくしすぎたり、おもちゃとったりしたらダメだよ。 砂堀りはほど...

ずっと家族

すっかりご無沙汰してしまいました。コメントのお返事もできていなくて、本当にすみません。記事を書いて消し、また書いて消し。ルイの時もそうだったとまるでなぞるようにジルロスは進んでいます。ジルに似た子が、というか、もしかしたら、ジルがどこかにいるのではないかと。そんなことを考えてはミニチュアダックスやジルと検索してみたり。年末にジルの夢をみました。もう、いたくないよくるしくないよでも、おなかすいたよー...

おしゃべりな犬

ジルは本当におしゃべりな娘で。 大きな瞳 くるくる変わるその表情。 遊びまわって楽しかったんだとかおもちゃが足りないとブーブー文句を言ったりだとかこっちにも食べ物何かくれだとか。こちらを振り返っては必ず何か語りかけてきて。 いーたんともムスメとも。良くおしゃべりしてたっけ。旅立つ前日力ない身体を抱っこすると優しい瞳でまっすぐこちらを見つめ急に、びっくりするくらい力強く一生懸命、何度...

君をおもう

もう何年も一緒に暮らしてきたのに君がいなくなってから思い出すのは最後の一週間の君の姿ばかり。最後まで 一生懸命で最後まで優しかった君を思うのが辛くてしまいに、学習してしまった。最後の君を思い出さなきゃいい。実は、その辺で寝ているのだと思えばいい。動かなくなった君の姿を思い浮かべなければ涙も出ないし胸も痛まないし日常生活を送れるから。でも、やっぱり夜になると嗚咽が止まらなくなって胸がずきずきしてジル...

ジルの場所

もともと、それぞれあったジルとイヴのトイレ。いつからか、ふたりとも同じトレーしか使わなくなって最終的にひとつになりました。 でも、何となくふたりの「場所」は決まっていて。手前側は、ジル、奥側はイヴ。最近、ふと気が付きました。 いーたんがトイレもリビングのベッドもムスメのとなりも。ちゃんと、ジルのいつもの場所を空けていること。 ジルがどこにいるか分かる!と言い張り毎朝、じるーぅいくよーぅ...