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おしゃべりな犬

ジルは本当におしゃべりな娘で。 大きな瞳 くるくる変わるその表情。 遊びまわって楽しかったんだとかおもちゃが足りないとブーブー文句を言ったりだとかこっちにも食べ物何かくれだとか。こちらを振り返っては必ず何か語りかけてきて。 いーたんともムスメとも。良くおしゃべりしてたっけ。旅立つ前日力ない身体を抱っこすると優しい瞳でまっすぐこちらを見つめ急に、びっくりするくらい力強く一生懸命、何度...

君をおもう

もう何年も一緒に暮らしてきたのに君がいなくなってから思い出すのは最後の一週間の君の姿ばかり。最後まで 一生懸命で最後まで優しかった君を思うのが辛くてしまいに、学習してしまった。最後の君を思い出さなきゃいい。実は、その辺で寝ているのだと思えばいい。動かなくなった君の姿を思い浮かべなければ涙も出ないし胸も痛まないし日常生活を送れるから。でも、やっぱり夜になると嗚咽が止まらなくなって胸がずきずきしてジル...

ジルの場所

もともと、それぞれあったジルとイヴのトイレ。いつからか、ふたりとも同じトレーしか使わなくなって最終的にひとつになりました。 でも、何となくふたりの「場所」は決まっていて。手前側は、ジル、奥側はイヴ。最近、ふと気が付きました。 いーたんがトイレもリビングのベッドもムスメのとなりも。ちゃんと、ジルのいつもの場所を空けていること。 ジルがどこにいるか分かる!と言い張り毎朝、じるーぅいくよーぅ...

残ったもの

ジルが、何も食べなくなって何でもいいから食べさせてと言われ色々試した中で唯一口にしてくれたアイスクリームの残り。冷凍庫を開けるたびに はっとして胸がつぶれそうになるけれど、どうしても、捨てられません。ジルの心臓が止まった後に続々と届いた介護食、レバー、腎臓病食。犬用のイオン飲料やヤギミルク。 貧血なのか、腎臓なのか、心臓なのか、低ナトリウム症なのか。日々、ころころ変わったジルの容態に混乱し手あ...

抱きしめよう

黒いおちびが見あたらなくなって一週間が過ぎました。大丈夫です、ありがとう。ちゃんと、食べてます。寝てます、笑えています。仕事も忙しくジルがいた時と同じように、何もなかったかのように日々は変わらず 過ぎています。それが悲しく、そして自分が裏切り者のような気がします。ジルという大切なものが消えてしまったのに。私は生きている。下の妹からメッセージと花が届きました。 ジルや、ママやムスメへの言葉と。こ...

みえないけど

寝てばかりいるようになったジル。突然、動かなくなってしまった。そんなジルを泣きながら撫でるパパやママ。泣いているムスメ。なんでなんだろう。おさんぽもおやつ、ごはんも。振り返ってもジルがいない。おもちゃを持ってきても横取りしにこない。ムスメがぺったんこの絵にむかってじるおいでー!おやつたべるよー!なんて言ってる。ムスメのおやつタイムだからぜったいジルも来るんだよ。ムスメの横にいたらイヴ!お前、なにも...