ジルの記憶

ルイズ家のインテリアブログ→　CASA　RUIZ.

今日でジルが地上を離れて
3年経ちます。

ムスメから

びっくりするくらいのスピードで

幼いころの記憶と共に
ジルの記憶がなくなっていて。

大人の私の中では
つい昨日のようなことが
ムスメにとっては
随分前のことなんだなぁと

改めて驚くのと同時に
ちょっぴり
寂しい気もしています。


ルイも、ジルも
そしていーたんも。
彼女たちが残してくれた
共に過ごした記憶は

楽しくて

幸せで

温かくて。

でも、最後は必ず
ひどく悲しくて
胸が痛む記憶なんだけど。


あの子達は
毎年お盆に帰ってくるたび

つらい記憶や悲しい記憶を
少しずつ持ち帰ってくれて。

ムスメの中から
あんなに痛くて辛かった
手術や大量の採血

嗚咽しながら飲んだ鉄剤の
記憶ですら薄れていくように

大泣きしながら小さな手で
ジルの心臓を押した
ムスメの最後の記憶すら。

ジルは持ち帰っているようです。
妹が泣くのが嫌なのかな。


だから
記憶のある私やパパが

どんな時も傍に

いてくれたことや

優しくて頼もしいジルのことが
大好きだったことや

ジルも

無意識に自分に置かれたり

こっそり

パンをくれたりする小さな手を

とても

大好きだったってコト。

沢山おしゃべりして。

また、ジルの記憶を
ムスメの中に紡いで
あげたいと思ってます(*´ω`*)

ジル、みんな君のことが大好きだよ！